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4月19日 (大隠太陽暦 3月14日)  土曜日   晴

ジャガイモの草抜きと土寄せ。

午後、「いのちの食べかた」という映画を見に行った。
映像だけで無声の映画。
肉、野菜などの食べものがどのようにしてできてきて、
消費者の口に入るのか。
牛、豚、鳥などを囲い込んで、
捕まえて、と殺機械の中に放り込み、殺し、捌く、をすべてみせてくれる。

トマト、ジャガイモの農薬散布から収穫、

もくもくと食べる従業員の昼食。

映画のタイトルは「いのちを・・・・・・・」だが、
ボクには牛も、豚も、ニワトリもいのちに見えない。
生きているというよりも、
人間が食べる動く肉のかたまり
!!!
と殺に立ち会う従業員もたぶんそのように考えているのではないだろうか。いちいち「いのち」なんて考えていたら、
発狂してしまうのではないだろうか。

ボクは年に10羽ていどのニワトリを殺してさばいて食べているが、
目の前で、自分の手でいのちを奪っているが、
そういう立場というか、そういう目で見ていると、
今日の映画のタイトルは「いのちの食べかた」ではない。

食べものを食べて生きている人すべてにとって、
必見の映画ではないだろうか。
わたしたちの食べものがこのようにして食卓に並ぶのだ、
ということをすべての人たちは知らなければならない、と思う。

4月18日 (大隠太陽暦 3月13日)  金曜日   曇り  晴

クボタ山川支店の展示会へ。
中庭の展示品は、なんとトラクターばかり。新型発表会なんだろうか。
わが家はなにもかも揃っていて、
あらためて買うものもないので、参加景品だけをいただいて帰る。

先日知り合いの女性から「もしかして、あたし、
インフルエンザかも」という電話がきた。
いま、ボクはインフルエンザに敏感になってしまっている。

およそ成人してから風邪をひいたことがない!!
会社の同じ事務所の大部分がマスクをしてゴホンゴホンしていても
ボクには感染しなかった。
ところが65歳をすぎたあたりから、
年中行事のように風邪をひくようになってしまった。
また気候のかわり目になると、
激しい咳と痰、鼻水に悩まされるようにもなった。
加齢にともなって体力が低下した証しでもあるらしい。
すでにインフルエンザの予防注射は済んでいいるが、
これから流行ろうとしているインフルエンザはそれも効かない?らしいから。
それは例の鳥インフルエンザだ。
日本国政府が「在外日本人の速やかな帰国、外国人の入国制限」を柱とする水際対策を先日発表しているほどの差し迫った事態に!!!

2日前に南オーストラリア在住の娘からの電話で
「こんどニワトリを飼うことにしたよ。
止まり木とか、産卵箱のこと教えて・・・・・・・・。
ところでお父さんのところは昼間、扉を開いて外で遊ばすようなことはしてないの?
うちは昼間は外で遊ばせるつもりなんだけど」と。
「とんでもないよ。小屋の外で遊ばせたりしたら、近所から抗議される。オーストラリアではどうかしらないけど、
日本じゃ、鳥インフルエンザのことがあるから、
ぜったいに外には出してあげられないよ」と。

政府の今回の方針は海外からの伝染に重点がおかれているが、
国内での発症については隔離もできないので、
せいぜい発症地域の外出規制ぐらい・・・・・・・・・・
日本でも過去数回にわたって、鳥インフルエンザ事件は起きているのだし。

とまあ、だからインフルエンザには特に注意してる!!!!!!!!
昔は鳥インフルエンザは鳥仲間での伝染だったが、
いまや鳥からヒトへ、
そしてヒトからヒトへが普通になる時期は時間の問題になった。
タミフルやワクチンの準備が?????

4月17日 (大隠太陽暦 3月12日)  木曜日   曇り

大雨の天気予報だったが、雨がいまにも降りそうな重苦しいどんよりと曇った寒い一日。

アメニテイセンターへは2時間ほど出勤して帰る。
昨日の疲れがただ事ではないのだ。
やはりあれだけの重い堆肥を
軽トラからおろして積み上げる作業が応えたみたいだ。
だるくて眠い。


多分昨年の春から、汗をかく季節到来でもあるので、
この時期からダイエットを!!と決めて、
頻繁に体重計に乗るようにした。
この時にあらためてBMIという指数を再確認した。
言葉だけは知っていても、どんなふうに計算するの、
なんて聴かれたら、ウーンとうなっていたし。

身長174センチ、体重74キロだから、
ダイエットするほどの太り具合ではないのだが、
できれば標準??に近い数字にしたいな・・・・・・なんて。
また高齢のせいか、
膝痛もあってグルコサミンのお世話にもなっていたし、
脊柱管狭窄症でもあるし、・・・・。
いろいろ調べたあげくに選んだ方法は
足首に750グラムからはじめて、最終2キロの錘を付けて歩く(一日に2時間ぐらい)、
なるべく自転車に乗り、足を高くあげる訓練(5分ぐらい)
スクワットを100回以上できるようにする(150回までできたるが、現在は40回にとどめている)
食事は腹八分目、炭水化物をグーンと減らす(だいたい順調)
今年の2月からは朝の3時間は2キロの錘、以後終日1,3キロの靴を履くようにしている。
だから一日中錘をつけた昔の「囚人」歩き。

そして体重は一時69キロまで減ったが、
その体重だと仕事ができない、ふらふらするときがある、
ということで70キロで留めることにした。
食前70キロ、食後71キロ。
ボクにはこれがベストみたいだ。
だが腹まわりはベルトの穴2つ以上も細くなる。
痩せると顔が貧弱になることもわかった。
説明書によると、この方法は改めて運動しなくても、多量のカロリーを消費するとか・・・・・・・・・・。


先日僕と同年齢で坂出市に住む知人が来て言っていたが、
膝痛にはモーター付き自転車が最高だという。
やはりグルコサミンなどの世話になっていたが、
10万円以上もするモーター付きの自転車を買って、
市内はもっぱら自転車で過ごしてからは、
どんどん膝痛が軽減され10ヶ月ぐらいで完治したみたいだ、と。
モーター付き自転車は坂道でも軽く、
またこぎつづけないと走らないので、
足への負担が非常に軽い。
だが、足の上下運動は継続しているので、すごくいいと言っていた。
ボクの「足に錘」「スクワット」と同じ原理では・・・・・・・・・・・・・ほとんどお金はかかっていないし。

だがボクの方法は人によっては腰に良くないらしいけど、
ボクには向いていたようだが。
今日、久しぶりに体重計に乗ってみた。
標準、やや太り、肥満と3つに色分けされていて、
針は標準とやや太りの境界線の上
これで満足。右へ揺れないように心がけてさえいれば・・・・。

ホームページのリンク集の最初のあたりに紹介している
ボク自身のブログに
「なんちゃって作家」というのがあるが、ちょうど、
総合雑誌「正論」(産経新聞社)で採用されたボクの原稿、
国土庁の体験報告シンポで入選した体験記のあたりにさしかかったので、
どうせならと、
それらの全文を転載することにした。
パソコンを持っていないころの作品のためデータがないので、
OCRで取り込む。

今日は早く寝たい。こういう時、つくずく年を思い知らされる。

4月16日 (大隠太陽暦 3月11日)  水曜日   雨

美郷村の上柿さんから久しぶりに電話がきて
「池田湖の流木を粉砕して作ったバークを無料でくばるというから、もらいに行こう」と。
雨で気が進まなかったけど、
「無料」という魅力的な言葉の響きに曵かれて、ついて行くことにした。
池田湖のほとりにある池田野球場のところだ。
雨なのに農家の象徴でもある軽トラが次々と出たりはいったり。
みんなバークを積んで、タイヤはぺちゃんこ。

積み上げられたものすごい量のバークからは
モウモウと湯気がたち、
その湯気の陰で大型のユンボが大活躍、
つぎつぎとやってくる軽トラにバサッバサッと2回積みおろすと、
軽トラのタイヤはグチャ。
たぶん600キロはあるとおもう。
上柿さんの軽トラにも2杯、ボクの軽トラにも2杯。
ここで彼とは別れて、それぞれが帰宅。
ボクの軽トラは古くてタイヤも横にヒビが見えるほどの古さなので、
持参したポータブルの空気入れで空気を補充。

軽トラは重い荷物を積載してスピードをあげると、
ハンドルがふらふらするが、そのぎりぎりのところで運転。

帰って畑の隅におろしたら、
なんとホンの少し!!!!!!!だけど、
ホームセンターでの袋入りに換算すると、
だいたい50−60袋はありそう。
1袋250円として・・・・・・・・・・・
なんだかすごく儲かった気分。

でもバークだから植えた苗の根元に置く程度に使用すれば2年は使えるかも。それにしてもありがたいバーク、
情報を教えてくれた上柿さんに感謝。

「ほどほどに食っていける田舎暮らし術」を
10冊も注文してくれた田中さんへ本を届けに。2時間ほど雑談。
また上板町のKさんという人からの電話で、
「「ほどほどに食っていける田舎暮らし術」はよかった・・・・・・・
感動した!!と。そして、
納豆の作り方教えて。来週伺わせてくださーい」と。

4月15日 (大隠太陽暦 3月10日)  火曜日  晴

朝日新聞の朝刊をみたら
「徳山ダム」というタイトルでの社説が目に飛び込んできた。
1999年6月17日に
わが家へ農業体験で来て2日ほど滞在してくれた
大西暢夫さん(本業はプロカメラマン)が、
夜の酒食をともにしながらの対話で
ダムに沈む村の「景色や人」のことを熱っぽく語ってくれたことを思い出させてくれた。
徳山村にほとんど入り浸って、
ダムに沈む予定の家に泊まり込んで著わした
「僕の村の宝物・ダムに沈む徳山村 山村生活記」という氏の著書もプレゼントしてくれた。
ボクが彼の来訪をよく覚えているのは、
この年の8月にボクの最初の著書「百姓になりたい」が発売され、
出版社の編集作業が佳境にはいっていた時期で、
頻繁に担当編集者とやり取りがあったからだ、
しかもこの本はドキドキウキウキの処女出版だったし。
また彼は同郷の埼玉県に住んでいた!!

この本にはおばあさんんたちの名言が多い。
「山仕事は忙しくて考えとるひまがないってことと、
畑に育っとる大根や人参やじゃがいもとかいろいろな野菜の顔が、
変な顔しとったり、太っとったり、やせとったり、
見とって笑ってまうんや。それが楽しくてなァ」
「これは、熊も見つけとらんな。
早いもん勝ちじゃで。
でも、全部拾うなよ。街の人間だったら、ひろってまうやろうけど、
徳山の衆はそんなことせん。
人間はなんでも欲張りすぎじゃ。
食べられる分だけでええんじゃ。
それ以上、採ってもくさってしまうやろ。
ちょっとは動物たちに置いとかないかん」

社説はダムがまもなく完成するという記事だ。
ため込める水は浜名湖の2倍という日本最大の巨大ダム。
岐阜県の山奥にある。50年目の完成だ。
名目は多目的ダムだが、発電施設もなし、水道取り込み施設もなし、
工業用水もない。
なんのために天文学的な血税をつぎ込んで作ったのか、
誰もわからないダムだ。
そして1500人の住民はチリチリバラバラに移住し、
徳山村は湖底に沈んだ。
いまや不必要なダムなんだが、
作ることに賛同していた自治体は1500億円を
支払い続けなければならないし、
溜った水をなにがなんでも無理矢理使わせなければメンツがたたないと、
さらに9000億円をつぎ込んで導水路をこれから作る!!という。
日本ってすごい国だと思う。

4日ぶりにアメニテイセンターへ出勤。
町内の3つの公共会館(二つの公民館とアメニテイセンター)で、
共同しての事業をやりませんか・・・・・・・と。
住民の高齢化とか地盤沈下などが原因だろうか、
なにか催しをしても集まってくる住民がグーンとすくなくなった!!
という悩みは3館共通。
だからそれぞれがバラバラでやっていたのでは、もうイカン!!ということだろうか。

4月14日 (大隠太陽暦 3月9日)  月曜日  曇り

昨日は
山川町薬草研究会の総会。
いつのまにか「不良会員」になったしまった。
年に一度の総会だけ出席!!
冒頭の会長挨拶でも
「会員の高齢化で、一人減り、二人減り、新しい会員は誰も入らず、衰退の一方」と話していたが、
まさにそんな感じ。
ボクも一人減りの仲間にだんだん近づいてきたような・・・・
そんな寂しさを感じてしまう。
会員総数は24人だとか。出席は20人だった!!

医者から見放された患者、
難病指定の再不良性貧血病、
などで薬草の世界に飛び込んで来た人たちもいる。
講演した吉田さんは末期がんと宣告されながら、
10年以上も生きていて、
見た目は衰弱の様態ながらも
薬草についての研鑽は続け、
われわれの前で講演すらできるし、
難病の子を持つ母親は薬草で奇跡的に元気になり、
検査値が改善され、
医師も驚くという実態に感動して、薬草フアンになった!!

午後は「徳島で見れない映画を見る会」例会で
「パンズラビリンス」という映画を見た。
撮影、美術、メイクアップ3部門で79回アカデミー賞受賞作品。
スペイン内戦時代というつらい時期に、
主人公の少女は幻想の国へ幸せを求めて・・・・・・・・・
主人公は少女・アフェリアのように映像はすすむが、
ボクの印象ではフランコの軍隊に紛れ込んだ
レジスタンスの女性が主役に見えてしょうがなかった。
やはり「武器よさらば」を再読しだばかりだろうか。
作者のヘミングウエイはこの作品のあと、
スペイン内乱で反ファッシスト義勇軍に参戦し
「誰が為に鐘は鳴る」を書いていたから。
現実と非現実を往復するすばらしい映画だった。

どうもおかしいな、おかしいな・・・・・・・とずーっと思っていたが、
やはり「低温障害にちがいない」と断定し、
苗をもう一度作り直すことにした。
ナス2種類、トマト2種類、シシトウ、トウガラシ。みんな葉の一部が枯れて、成長が止まってしまったかのように、
大きくならない!!!!!!

再び、保温苗箱を倉庫からおろしてきて、土を入れ、これらのタネ蒔き。
毎年思うのだが、なんで苗作りってこんなに難しいのか!!
ほとんどすべての農家が苗を買うのがよくわかる。

モチトウモロコシのタネ蒔き。
純粋にタネ蒔きなら、数分で終わるのだが、
ボクのタネ蒔きということは
「畑のその部分を耕し、草を取り除き、そして蒔く」ということなので、
自給用の狭いところながら、
3時間以上もかかる。
タネ蒔き3分、草抜き2時間半、耕し30分。

1時過ぎに東京渋谷に住んでいる
45歳の男性が「就農」について相談に来た。
細君とは協議離婚し、
子どもの養育費を毎月10万円払っている。
仕事はホテルオークラの料理人。だが派遣社員。
以前から農業にあこがれていたが、
なんとかできそうな状況になりつつあるので、
「ほどほどに食っていける田舎暮らし術」を読んで、無性にボクに会いたくなって、来てしまった!!という。
2時間ほど会話をしてみたが、
渋谷の家を売るか、貸したりすれば、出来そうな感じ。
あとは1−2年
ほど、就農したいと考えている地域の農業法人で働きながら、
技術を習得しながら土地探しをすれば・・・・・・・
ボクの感触ではこの人の就農は成功する感じ。

ものすごく神経を使う。
相手はすごく真剣で、場合に寄ってはボクの助言しだいで、
その人の人生を左右しかねないわけだし。
わが家へ来る就農相談の人はそんな人ばかりで、
相談者が帰ったあと、必ず
「あんなこと言って良かったのだろうか」と反省する。

昨年の秋だったか、わが家へ来て「田舎暮らし」をしたいと言っていた
吉野さんが、隣村の美郷村に引っ越してきたと、
宅急便の人が教えてくれた。
パン屋さんをやるとか言っていた・・・・・・・・
この人はどうなるのか、心配だ。

近所の人たちから言わせると
「遅いな」というところだが、
遅く植えたジャガイモがやっと発芽してくれて、
早いヤツは5センチほどの葉っぱがでてきている。
その周囲の草抜きをした。

4月12日 (大隠太陽暦 3月7日)  土曜日  晴

ネギのタネ蒔き。「ボウズなしのネギ」の苗を
たくさんもらってあったので、そ
れを植えておいたが・・・・・・・・
なんと30センチにもならないのに、
すべての株にボウズ!!!
ウッソー。
だからネギのタネ蒔き。
「ボウズなしのネギ」の苗をくれた人、どうしちゃったんだろうか。
畑が違ったんで、ボウズ頭が狂ってしまった!!!!!!!!

家の北側の畑、日当たりのいい部分を耕運して
トウモロコシ、エダマメのタネを蒔く。
トウモロコシは10数年らい自家採取しているもの。
もともとは山川町の山の方・大内に住んでいるおばあちゃんからもらったタネ。
メジャーなスイートコーンのように柔らかくない、甘くない、
だがコクがあって
「これが昔からの本当のトウモロコシ」というしろもの。
日本有機農業研究会の種苗部会の人気野菜の一つだ。
ボクはもらった時以外、スイートコーンはここ10数年、食べたことがない。
エダマメは昨年から蒔くようになった。
エダマメは「大豆の若どり」だから、
例年大豆をたくさん作っているのだから、
あらためて「エダマメ」なんて蒔く必要がないのだが・・・・・・・・・・。
だが、それは7月15日以後に蒔くという「晩生」種。
だからエダマメとして食べられるのは
ピールをあまり欲しなくなった10月末以後。
ビールの美味しい暑い夏にエダマメが欲しいな・・・
ということから蒔きはじめた、というしだい。

今晩は久しぶりに「土曜クラブ」へ。
ボクがスピーカーとして紹介した
「国境なき医師団」所属の看護婦さん・松川恭子さんが話をしてくれるから、その引率をかねて。

半年ほど以前、岩波新書の
「文章のみがき方」という本をたまたま買った。
原稿書きになにか参考になるようなことがないかということで・・・・・・・・
ところが目次も、小見出しも、
ほとんどボクが本原稿を書く時に、
いつも心がけていることばかりが書かれていて、
読む気力がなくなって、
半年もたつのに、まだ3分の1ぐらいしか目を通してない。
程度の差こそあれ、文章を書く人はみんなおんなじなんだな・・・・・・とつくづく思う。

4月11日 (大隠太陽暦 3月6日)  金曜日  晴

一年ほど以前、セリに似た植物をセリと思い込んで
摘んで食べた人が重病になった、
という新聞記事を読んだ記憶がある。
食べられる野草、などという本の中では、
セリにかぎらず、食べられる野草によく似た毒草があるから注意、
と必ず書いてある。
だから完全によく知っている野草以外は摘まないこと、
食べないことが肝要。
キノコも同じ。

今日、今年初めてセリを摘んだ。
勤務先の女性が今度の日曜日にはワラビ摘みにいく、と話していたからだが。
就農したばかりのころは
ワラビを随分たくさん摘んで食べた。
だが、あれは初夏という、
季節を告げてくれる野草ではあっても、
ボクにとっては食べて美味しいものではない。
だから数年で止めてしまった。ゼンマイも同様。
だがイタドリはおいしい。
野草食いの経験のなかで、
何回食べても飽きないで美味しいのは、セリだ。

午後3時頃、段々になっている畑の山側は
いつもジメジメしているので、
毎年、掘った溝にたくさんのセリが生えてくれる。
農業の観点からは「たちの悪い雑草」だが、
大部分は根こそぎ抜いて天日に当てて殺すというか、
除いて、2−3回食べる分だけは残している。
これがちょうど食べごろになった。
キミドリ色のほんとうに魅力的な色だ、
好きな人間にとっては。
この時期を失することができない。
もうすこし遅れると「濃い緑」になる。
これは美味しいには美味しいが、
キミドリよりは固く美味しさ指数が下がる。


ボクの出版記念祝賀会の時に
北谷さんが、ワケギをさっと湯通しして柔らかくし、
これを丸めて結わえ軽く焼いたたような
「簡単わけぎのご馳走」を持ってきてくれた。
料理というよりも、ワケギをゆでて、焼いて持って来た!!
という極めてシンプルな料理、
いや厳密にいうと、料理というよりも素材をそのまっま持ってきた、
という食べもの。
酢みそのようものを浸けて食べるというのだが、
ボクに取っては「めちゃくちゃ美味しい」!!!!!ご馳走。
つくった調理人からすれば、
茹でて焼いただけ、だから料理だなんて言えない!!と言うが、
これほど美味しい素材の美味しさを提供してくれるなんて最高!!!!!!!!!

こういう食べ方を知らなかったために、
一昨年までは大量に栽培していたワケギを
「ネギと比べたら、ぜんぜん美味しくない。
だから今年からは作らない」と、
栽培を止めただけではなく、タネすら放ってしまい、・・・・・・・・・・・・・・・・

今、すごーく後悔している。
もうまもなくタネ取りの時期だから、
友人にタネをもらって、
来年はジャンジャンつくって「茹でて焼いて」食う!!!!!!!!!!
こんな美味しいものはないからだ。

参考書を広げてみた。「食べものの起事典」にない!!
青葉さんの有名な「日本の野菜」にもない!!
見つかったのは畑違いの「食品百科事典」だけ。
ネギにあまりにも似ているから、
「ネギ」の中に埋没させられて、改めて説明など不要!!
という扱いらしい。

嬉しいのはネギよりも「ビタミンA、B2、Cを含み、ビタミン、ミネラル、ともにネギよりも多く・・・」という記述。

今すぐは食べごろなのでタネはもらえないが、夏を過ぎたら、いただけそうな人に声をかけておかないと。